インテリとナメクジ
ナメクジを見つけると、
背中に巻貝をつければ、カタツムリ。
カタツムリが巻貝を脱げば、
ナメクジなのに…、と思う。
「インテリと便所のナメクジぐらい嫌なものはねえ、吐き気がすらあ」
と、寅さんは言っていた。
カタツムリにして喩えてみると、
「矢切の渡しと、紫陽花にひそむカタツムリぐらい洒落たものはねえ、絵にならあ」
と、こんな感じだろうか。
偶然、ナメクジに関する記述を見つけた。
ナメクジとは、
生物学的には軟体動物で、腹足網(ふくそくこう)・有肺亜網(ゆうはいあこう)・柄眼目(がんぺいもく)に属する生物である。
正式には、カタツムリは巻貝の一種になっているが、
ナメクジとカタツムリは同じ軟体動物で、
その違いは、ナメクジは貝殻が退化してしまったタイプなのだ。
ちなみに、ナメクジの体は殆ど水分。
従って、吸水性の高い物質に触れると、浸透圧の関係により体内の水分が吸い出されてしまうため、
砂糖、片栗粉、小麦粉でも、塩と同様な結果になるらしい。
(参考、(編)話題の達人倶楽部『大人の常識』青春出版, 2009)
インテリが、寅さんの衣装を着ても、絵にならないとは思うが、
ナメクジが、巻貝をまとうと、洒落て見えるなあ…。
「ボンちゃん。シルバーバックの後ろ姿は、絵になるね」
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