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2009年4月

2009.04.30

『別れのとき』

駅でみかける恋人たちの別れ。

ふりかえらない背中を、

いつまでも見つめる恋人の眼差しが寂しげだった。

 

 

詩をつくってみた。

 

 

『別れのとき』

 

駅の改札 別れの間近

過ごした時間を 惜しむことなく

ふりかえらずに 立ち去る恋人

絆はかなみ 背中みつめる

 

恋散るごとに 心青ざめ

気持ち晴れずに 陽が沈む

人との繋がり 求める癖に

希薄な情に 憧れ覚える

 

漆黒に浮かんだ 奇異な幻

誰かが わたしに眩しい地図見せ

日に添え 出逢う日近づくと

影なき影が 血潮を諭す

 

まだ見ぬ あなたが わたしを待ってる

きっと わたしも あなたを待ってる

未来の地図持ち 今日を歩く 

 

 

「ボンちゃん。ゴリラは、恋人がふりかえったら嬉しい?」 

 

 

 

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2009.04.29

『分かれ道』

“その時”

“そのタイミング”が全てだ。

そんな美学を持っている人がいる。

 

詩をつくってみた。

 

 

『分かれ道』

 

自ずと道が交じわり合って

あなたとわたしは知り合った

時が運んだ分岐点

あなたが選んだ別々の道

分かれ道での最後の別れ

心とからだが引き裂かれた

 

離れてしまった距離と時間が

不思議と心とからだ繋げる

 

いつかあなたと生きてゆきたい

あなたはどこにいるのだろうか

わたしを思い出すのだろうかと

思い馳せては夢がふくらむ

 

とどまる思いに歳月かさね

思いが築いた心のお城

いまでは心であなたと暮らす

 

ふたたび道が交わり合っても

あなたに声はかけないだろう

いつもそばにいてくれたのは

お城の中のあなただから 

 

 

 

「ボンちゃん。動物園に棲むゴリラは、きっと心の森で生きているんだろうね」

 

 

 

 

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2009.04.28

「時の足跡」

世界一を誇る藤を見に、足利を訪れてきた。

白藤のトンネルには、まだ少し早いが、

足利フラワーパークの藤は、ほぼ見頃を向かえている。

 

Fuji0 Fuji3 Fuji4 Fuji5

 

 

 

 

 

詩をつくってみた。

 

 

「時の足跡」

 

 

あなたと歩く藤のガーデン

湖面に映る ルピナスの脇を

スイスイ滑る 水面のあめんぼ

風のざわめき 気持ちよさそうに

八重藤のぼる てんとう虫

青空およぐは 雲のクジラ

 

このまま時が 止まればいいと

華やぐ心が 微かにくもる

時の移ろい 今を持ち去り

過去へと運び 今を消し去る

 

記憶となった 時の足跡

過去という名のユートピア

足跡しだいに薄れゆくが

香りは時の足跡追って

過去を今へと舞い戻す

 

そこはかと漂う藤の香気に

願いたくして胸にしまう

何があっても忘れはしない

あなたと摘んだ奇跡の香り

レモンバームの香りだけは

 

 

 

「ボンちゃん。ゴリラも、香りが思い出を今へと運ぶ?」

 

 

 

 

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2009.04.27

『ずぶ濡れ』

空に青空が広がっていても、

ずぶ濡れな気分の時があったりするものである。

 

詩をつくってみた。

 

『ずぶ濡れ』

 

先の見えない日々に疲れ

夢への道に途方に暮れた

 

冷えた心を賑わす祝祭

いじけた情熱いやす空間

明日と戦う勇者の増員

悴(かじか)んだ心 包むぬくもり

意味を感じる術(すべ)の確保

不安定との華麗な別れ

 

報い欲しさに恋人あてがい

流れのままに結婚をした

 

できることなら後戻りしたい

だまし絵の中の自分が叫ぶ

胸にしまった夢への思いが

直視できずに現実拒む

ゼロにできない家族の存在

焦りと絶望 押し寄せる

ついていけない心と体

ずぶ濡れになって震えている

 

 

 

「ボンちゃん。ゴリラにも、青空が辛い時ってある?」

 

 

 

 

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2009.04.26

『Scorpione』

ずっと前に天の川を見たことがある。

キャンピングカーに寝泊りし、

オーストラリアのパイナップル畑でアルバイトをした時のことだった。

夜中に目が覚め、

何気なく空を見上げると、

真っ暗闇に星屑の川が煌いていたのである。

そのあまりの美しさに怖くなったのを覚えている。

 

詩をつくってみた。

 

『Scorpione』

 

闇に瞬く 蠍座の星

天に浮かぶ S字の釣り針

情熱色した 真っ赤なα(アルファ)星

蠍の心臓 アンタレス

常識習慣 釣り上げては

チクリと尾端(びたん)でパッション注ぐ

逃げてまわるはオリオンの星

蠍座 西の空ゆくならば

オリオン座 静かに東の空へ

情熱だけが生きてる証

今日も 蠍はオリオンを追う

 

 

 

 

「ボンちゃん。アフリカに棲むゴリラは、天の川を見ながら眠るんだろうね」

 

 

 

 

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2009.04.25

『招き猫』

猫は不思議な力を持っていると思う。

人間の持っていない能力で、

ものごとを見ている気がする。

 

詩をつくってみた。

 

 

『招き猫』 

 

だいぶすりきれ 鎮座している

10年暮らした 招き猫が

旅に出たいと言った気がした

誰かに責務を譲れるなら

そろそろ自由になりたいなと

 

私は聞こえぬふりをした

 

それから数日後のことだった

偶然出会った ある男

ひと目惚れした 甘い笑顔    

優しい視線が 愛しく語る

奇跡の出逢い 相思相愛

ついに出逢えた運命の人

 

喜び勇んで 家に帰り

招き猫に 正座で報告

雪が解けて 桜の咲く道

白馬に乗って 王子きた

責務放免 旅でていいよ

私はじっと返事を待った  

 

射抜くような 眼光放たれ

美化しすぎだと 聞こえた気がした

 

唄がきこえる どこからなのか 

 

いつでもどこでも 甘やかで

だれかれなしに 優しく微笑む

あなたでなくても 誰かれ愛せる 

水もみたいに ふーらふらー

根無し草な 恋のゆくえは

水もみたいに ふーらふらー

猫族もってる 超能力

招き猫は 福の使い 

福の値を熟知している

 

 

「ボンちゃん。ゴリラも福の使者だね」

 

 

 

 

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2009.04.24

『まなざし』

そのまなざしが、

愛とは何かを教えてくれた。

だから今日を生きられる。

そんなまなざしに逢いたくて、

人は生きているのかもしれない。

 

詩をつくってみた。

 

『まなざし』

 

あなたに出逢う その前までは

わたしの心 ジトジトしてた

あんぐりさせる 曲がった言葉 

ジクジクさせる 哀しい言葉

希望を持てず しょぼしょぼだった

ありふれた鬱屈 くたくただった

勇気が湧かず ぐんにゃりだった

 

あなたに出逢い パチンと変わった

 

あなたのまなざし ゆるぎない

ゆがんだ言葉 さらりとはじく

心に不思議な 力をくれた 

木漏れ日 心に降り注ぎ

陽射しが絶えず 心を照らす

 

あなたのまなざし 光の楽園

 

 

「ボンちゃん。ゴリラのまなざしは、光の楽園だね」 

 

 

 

 

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2009.04.23

『肩透かし』

スーザン・ボイルさんの歌声が心から離れない。

何度聴いても涙が頬を伝う。

なんといっても印象的だったのは、

いい意味でのユニークな肩透かしである。

さげすんだ眼差しを向ける、

会場の観客と審査員に腰フリをしてさらに白けさせ、

失望感を漂わせておいた後に、

その歌声で心を掴んでしまったのだから。

奇跡の歌姫、天使の歌声に感動がおさまらない。

 

 

詩をつくってみた。 

 

 

『肩透かし』

 

愛する人へ 最後の手紙

 

自分が選んだ道だから

愛したことに 悔いはない

 

自分が決めた道だから

別れることに 悔いもない

 

これが最後に伝える思い

 

あなたの笑顔は 肩透かし

あなたの眼差し 肩透かし

愛するものを肩透かす

 

金魚の鯛平 インコのピー

子犬のチビ太 子猫のマル子

ふれあうすべてを肩透かす

 

まっすぐなものは全てを信じる 

肩透かしな優しさ信じ

肩透かしな誠意を信じ

肩透かしな心を信じ

肩透かしなあなたを信じる

 

 

気どった裏切り 肩透かし

過去を裏切り 今を裏切る

きっとあなたは未来を裏切る

あなたはあなたを肩透かす 

 

天使の顔した悪魔だわ

 

 

「ボンちゃん。ゴリラは天使の顔した天使だね」

 

 

 

 

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2009.04.22

『ポペプピパな土曜日』

小さい頃から、

ずっと変わらないことがある。

私は土曜日が大好きなのである。

小さい頃、家の近くに福助というスーパーがあった。

土曜日は、

ちょっと高級感のある、398円位のお菓子を選んでもよかったのだ。

毎週土曜日の夜は、家でお菓子パーティーを開いていた。

だから土曜日が大好きだった。

 

社会人になり、週休二日制の会社に入り、

はなの金曜日を体験した後も、

それは変わらない。

 

 

詩をつくってみた 

 

 

『ポペプピパな土曜日』

 

オイウイアな月曜日

コケクキカな火曜日

ソセスシサな水曜日

トテツチタな木曜日

ノネヌニナな金曜日

ポペプピパな土曜日

モメムミマな日曜日

 

 

「ボンちゃん。ゴリラは、どんな日を過ごすと、オー、今日はゴゲグギガな日だったなー、って思う?」

 

 

 

 

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2009.04.21

『絶望のかけら』

Susan Boyle スーザン・ボイルさん47歳独身女性が、

イギリスのオーディション番組に出演し、

レ・ミゼラブルのアイ・ドリームド・ア・ドリーム(夢やぶれて)を歌った。

その美声に涙が止まらない。

動画サイト「ユーチューブ」で是非、聴いていただきたい。

 

自然の一部であるような、

澄んだ歌声に心揺さぶられ、

何度聴いても涙が溢れる。

 

 

詩をつくってみた。

 

 

『絶望のかけら』

 

信じる情熱 消した悲しみ

涙が消しゆく情熱の火

焼け跡くすぶり 心すすけ

溢れる涙が 心浸す

むせび泣けば 心砕ける 

 

夢への情熱 姿を消すと

心に夢のお墓ができた

 

粉々となった信じる心

砕けた心を寄せ集め

砂上で楼閣きづく現実

 

絶望の欠片が哀れな声で

破れる夢などないと呟く

叶わぬ夢などないと囁く

信じる力 真実うむと

 

 

「ボンちゃん。信じることでしか心は救われないのかもね」

 

 

 

 

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2009.04.20

『ピエロの涙』

横浜でクラウンパーティーがあった。

Clown12

  

  

  

 

みなとみらい21大道芸 2009スペシャルイベントでのこと。

Clown11

  

   

  

 

クラウン専門の養成所「クラウンカレッジJapan」の卒業生が、

20年目の節目に集結し、

20名以上のクラウンがカラフルな衣装を見につけ、

感動と笑いを贈ってくれた。

Clown13

  

 

 

 

詩をつくってみた。

 

『ピエロの涙』

 

雨の公園 すべり台

ピエロが濡れて 空を見ている

三角帽子に 赤い鼻

頬に描かれた一粒の涙

 

ピエロはわたしに気づいた途端

涙顔を笑顔にすりかえ

こまねきしながら おどけている

わたしは傘置き飛び出した

 

ピエロの真似して空を見上げる

雨の粒が涙に混じる

悲しみ一緒に薄まる不思議

4つの瞳が落とした滴

すべり台から地面に降り立ち

よろこぶ涙 大地が包む

 

ピエロ優しく傘を拾い

天空かざして踊り出した

雲の陰で はにかむ星粒

 

ピエロふり向き私を見つめ

地面の涙に手を振り笑った

 

 

「ボンちゃん。ゴリラも心を隠すから、ピエロの涙がきっと分かるね」

 

 

 

 

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2009.04.19

『少年のように』

横浜の赤レンガ倉庫に、

巨大なクモ(高さ12m、重さ37t)が出現した。

フランスのスペクタクルアート劇団のラ・マシンが、

日本に初上陸してのことである。

港には多くの蜘蛛ファン?が居た。

蜘蛛が怖い私だが、

気づけば、そこを訪れていたのだった。ハハッ。

Kumo

  

 

 

 

  

蜘蛛を織り込んで詩を作ってみた。

 

『少年のように』

 

財力権力地位に名誉

無い無い尽くしでコネさえ無い

そういうあなたに惹かれていた

少年のように真っ直ぐな目で

自分を疑わなかったから

 

それがいつしかあなたは変わった

絵になる自分の理想と現実

その狭間で苦しむ毎日

ひげも剃らずに背中を丸め

 

心の叫びにふたするように

お酒を飲んではベンチで眠った

 

そしてあなたは姿を消した

あれから一年の時が経ち

あの日のままで世界が回る

あなたの愛する蜘蛛のラマンが

信じて待てと私に語る

 

きっとあなたは戻ってくる

少年のように真っ直ぐな目で

 

 

「ボンちゃん。ゴリラの眼差しは本当に真っ直ぐだね」

 

 

 

 

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2009.04.18

『心の神さま』

絵本を3冊読んだ。

『としょかんライオン』作:ミシェル・ヌードセン,絵:ケビン・ホークス,訳:福本友美子,岩崎書店,2007
『100万回生きたねこ』 佐野洋子,講談社,1977
『おじさんのかさ』佐野洋子,講談社,1992

 

感動の涙が頬を伝い、

ライオンに恋をした。

 

詩を作ってみた。

 

『心の神さま』

 

あなたの過保護に耐えられなくて

別れを選んだ日から久しい

離れて気づいたあなたのぬくもり

思い出消えず今も優しい

雨が冷たく悲しい日には

思い出呟く悲しい日だねと

日差しに強いられ辛い時には

思い出微笑み自信をくれる

雲の厚さにめげそうな時は

思い出頬なで勇気をくれる

いつでも思い出私を守る

あなたは私の心の神さま

 

 

「ボンちゃん。図書館で鼻眼鏡して本を読むゴリラ、絵になるね」

 

 

 

 

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2009.04.17

『愛くれウーマン』

こんな女性がいたら、

男の人は、

自分だけを頼りにしているのだと思って、

抱きしめ、

守ろうとするのかもしれない。

が、

きっと手にあまり、

手放すに違いない。

 

詩を作ってみた。

 

『愛くれウーマン』

 

愛の条件 求む安らぎ

お高くとまって愛を計り

まずは思惑さぐり合って

損得考え笑顔を作る

気ままな調子で傍若無人

巧みな裏技涙ポロッと

サブリミナルは愛をおくれよ

きりなく続く愛くれ運動

大きな声では言えないけれど

求めることが愛だといえよう

愛想尽かされ恋人去れば

涙目化粧して愛探す

愛くれウーマン愛を求む

 

 

「ボンちゃん。愛は愛する中にあるんだよね」

 

 

 

 

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2009.04.16

『雲の峙(そばだ)ち』

青空の向こうに、

雲の連なりがあって、

まるで山のように見えた。

 

詩を作ってみた。

 

 

『雲の峙(そばだ)ち』

 

菜の花畑で抱き合った日々

ミントの香りに夏は包まれ

紅葉に染まった実りの秋

もみの木の下で愛を語った

 

眼差し絡めて笑った日々

あなたといると心躍った

絵になる雪山見つけたような

不動のロマンス感じていた

 

ワタスゲ広がる木道の間近で

あなたと眺めた南アルプス

空に浮かぶは不動の白山

あなたの愛とはどこか違った

 

儚い意識の愛の実現

山と見まがう雲の峙(そばだ)ち

あなたの心に私はいない

あなたの心にあなたがいる

心許した日々への別れ

求める愛は無意識の情熱

 

 

「ボンちゃん。薄っぺらい愛はいらないね」

 

 

 

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2009.04.15

『涙雨』

昨日の帰り道、

雨の夜道を歩きながら、

詩を作ってみた。

 

『涙雨』

 

根のない笑顔を風に揺らし

役者面して愛を演じる

雨空見つめる眼差し遠く

いつでも心は もぬけの殻

 

愛するものは 打ちひしがれて

つなぐ手ほしさに雨握る

 

俯く顔が無邪気に語る

終わりにしたいと告げている

無垢な世界にあなたを逃がす

そんな勇気が欲しいと願う

 

愛するものは 打ちひしがれて

つなぐ手ほしさに雨握る

 

雨降る街の夜道をひとり

電話に出られず彷徨い歩く

別れの予感に震えながら

同じ信号なんども渡る

 

愛するものは 打ちひしがれて

つなぐ手ほしさに雨握る

 

最初で最後のあなたの涙が

わたしの頬に流れて落ちた

知らない景色に消えゆく姿を

瞳に焼きつけ 手を振った

 

愛するものは 打ちひしがれて

つなぐ手ほしさに雨握る

 

 

「ボンちゃん。雨と涙は似ていると思う?」

 

 

 

 

 

 

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2009.04.14

『月の道』

昨夜もおぼろ月だった。

さそり座α星アンタレスの北0°24′に、

月が接近したのは、

2009年4月13日22時21分のことだった。(参考:The Moon Age Calendar)

 

詩を作ってみた。

 

『月の道』

 

愛した匂いが忘れられず

匂いが似ている ただそれだけで

あなたなしでは生きられないと

やっと出会えた人だと告げた

 

はしゃいで話す作り話を

波がさらって海に沈める

哀しい眼差し隠すように

星の光が輝きをたす

 

あなたはそっと私を抱き寄せ

優しく髪撫で もういいよと

小さな貝殻 耳にあて

聞こきこえてくるよと 静かにいった

 

涙のしずくを砂浜が飲み

海が目覚め月の道映す

金の色した永遠のいのちに

私の心にあなたを見た

 

 

「ボンちゃん。ゴリラは、誰かの中で、違う誰かを探すことってある?」

 

 

 

 

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2009.04.13

『葉桜』

つい数日前まで艶やかだった桜が、

清楚で清々しい葉桜となった。

季節の移り変わりの早さに、

心がまだついていけず、

なんだかもの悲しい気がする。

こんな時は、

誰かと一緒に葉桜を見たい。

 

詩を作ってみた。

 

『葉桜』 

 

あなたの道にわたしはいない

わたしの道にあなたはいない

それが別れだと気づいたとき

涙で心がおぼれていった

 

削除できずにアドレスにある

あなたのメールに電話番号

着信ないまま5年が過ぎて

かけることなく5年が過ぎた

 

あなたのブログを偶然見つけ

記憶が色づき心がひらく

照れくさそうに微笑む写真に

元気にしてたとたずねてみる

 

とまどい狂ったあの日遠く

笑った日々だけ鮮やかで

別れた桜道散歩して

葉桜に季節の巡り知る

 

 

「ボンちゃん。ゴリラは誰かとの別れを季節で感じることって、ある?」

 

 

 

 

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2009.04.12

『どう生きる』

今日、電車の中でこんな詩が思い浮かんだ。

 

『どう生きる』

 

憧れ野望と四の五の言って

目指すは出世自己実現

効率よければ余裕をうんで

イチニノサンで結婚し

余裕しゃくしゃく出世街道

五臓六腑に酒しみ渡り

効率成果と人蹴飛ばして

欲欲だらけで四苦八苦

七転八倒傲り威張って憂さ晴らし

心身贅肉悲鳴あげ

十中八九は動く屍

メタボな心も弱音を吐いて

己の来た道振り返る

 

その時 人は何をばおもふ

その後 人はどう生きる

 

「ボンちゃん。ゴリラも自分の歩んで来た道を、振り返ったりするの?」

 

 

 

 

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2009.04.11

『桜散る』

ついに東京の桜は散り果てることになる。

詩を作ってみた。

 

『桜散る』

 

人が創造するってさ

知識 体験 欲望 価値 努力 

側頭葉 前頭葉 で 創造力

 

桜が創造するってさ

土 雨 太陽 いい空気

木ままにまかせ花吹雪く

 

人が人として生きるってさ

考え信じて共感す

 

桜が桜として生きるってさ

葉っぱ紅葉 葉落とし 花開く

 

人は桜に感動し

多くの奇跡を浴びていう

桜 キレイね散るからいい

 

桜 しずかに散り果てて

新芽芽吹いて葉が茂り

桜 黙って佇み 再び花開く 

 

 

 

「ボンちゃん。ゴリラも桜と一緒で、あるがままのそのままが、掛け替えなく美しいね」

 

 

 

 

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2009.04.10

『花びら』

昨日は満月。

満月も桜も、かなりロマンチストだと思った。

詩を作ってみた。

 

『花びら』

電車の座席に花びら見つけ

不忍池を訪れし

満月見上げて桜を見れば

コウモリ桜と遊んでる

水面の憂いに瞳を置けば

カモが桜と遊んでる

眠れぬ風が静かに吹けば

柳が桜と遊んでる

地面を這うように花びら走り

猫が桜と遊んでる

薄紅色した花絨毯に

亀が桜と眠ってる

花びら敷き詰め池一面で

風が桜と遊んでる

蛙に誘われ畔に立てば

水面に浮かぶは天の川

桜吹雪は春の雪

桜吹雪は星の影

 

 

「ボンちゃん。ゴリラが桜と遊んでいると、桜もゴリラに恋をするかもね」

 

 

 

 

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2009.04.09

『不忍池 亀の帰路』

もうすぐ桜とも別れなければならない。

Shinobazunoike3

 

 

  

 

  

不忍池では、

フィナーレを飾るように桜吹雪が舞っていた。

Shinobazunoike2

 

 

 

 

水面を見ていたら、

亀がヒョッコリ顔を出した。

 

Shinobazunoikekame1

 

 

  

詩を作ってみた。

  

『不忍池 亀の帰路』

 

桜吹雪の古池に

水面乱すは亀の顔

頬に桜の花びら飾り

花道揺らして進みゆく

どこへゆくかとカッパが問えば

竜宮城への帰路という

 

Shinobazunoike1

 

 

 

 

 

「ボンちゃん。竜宮城には、不忍池から行けるのかもね」

 

 

 

 

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2009.04.08

『桜そして桜』

桜にはどこか愁いがある。

ひらりはらりと散る花びらを見ていると、

せつなくなる。

そこで詩を作ってみた。

 

『桜そして桜』

 

消えゆく記憶に棲む貴方

桜見るとき返り咲く

ひとりで歩く桜道

別れたあの日が蘇り

涙に映るおぼろづき

桜吹雪が頬につく

 

 

「ボンちゃん。ゴリラは、桜を見て何を思ふの?」

 

 

 

 

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2009.04.07

『飛鳥山 桜の詩』

今夜、飛鳥山の桜を見に行ってきた。

 

Asukayama2

 

 

 

 

 

誰かが小さくコンコンと、

爪で右肩を叩くので、

振り返ってみたら、

キツネがいた。

そんな気配漂う、

愁い帯びた、

怪しさの漂う、

なんとも色っぽい山だった。

 

Asukayama1 

  

 

 

詩を作ってみた。

 

『飛鳥山 桜の詩』

 

暮れなずむ飛鳥山

今宵はもののけの姫が花見にやってくる

さあ、雪洞に灯をともせ

さあ、花びらで桜の花道を

さあ、ささを用意しろ

さあ、キツネの舞妓を呼べ

今宵は飛鳥山の桜祭りだ

 

 

「ボンちゃん。ゴリラは、もののけと話したりするの?」

 

 

 

 

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2009.04.06

途方学習

語学学習とは、継続学習でもあると思う。

毎日が途方にくれる私のイタリア語学習などは、

途方学習とも言える。

イタリア語の動詞の活用を、

脳に送っても送っても、

それを拒むかのように脳は忘却へと送る。

その達成感の薄さに心がたじろぎ、たまに思う。 

もう止めた!

と、やめるのは簡単なのだが、

誰も引き止めてはくれないから、

悲劇のヒロインにさえなれない。

 

 

脳を通過した言葉は、

本当に何も吸収することなく、

奇麗サッパリ忘れてしまうものなのだろうか、と。

 

そんな素朴な思いを抱えている私なのだが、

先日、興味深い話を聞いた。

 

ある日本人の男の子が幼い頃にフランスに住んでいた。

その当時はフランス語を話していたという。

後に、生活の場が日本に移り、

彼はフランス語をすっかり忘れてしまい、

日本語しか話すことができなくなってしまった。

ある時、彼が交通事故にあった。

瀕死の重傷で意識が混濁し、ベッドでうわ言を言った時、

その全ての言葉がフランス語だったという。

 

意識が戻った彼は、

フランス語を忘れた彼に戻り、

日本語しか話せない状態に戻ったのだった。

  

  

ということがあるので、

勉強したことは、

無意識の分野には入り込んでいるのかもしれない。

 

 

意識した世界で流暢に話せなくても、

無意識の世界で流暢に話せれば、

それでもいいか。

と、心華やぎ、イタリア語学習に情熱を注ぐ私なのだった。

 

 

「ボンちゃん。ゴリラは何語の響きが好き?」

 

 

 

 

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2009.04.05

『小田原城 桜の詩』

Odawara1

 

 

 

小田原城の桜は満開だった。

建造物の中で、

お城が一番、

桜と似合うように思う。

 

Odawara3

 

 

 

桜の詩を作った。

『小田原城 桜の詩』

 

去年のように

小田原城は正座をしている

ゾウは俯いている

サルはケンカをしている

ヒトは酔っ払っている

いちねんぶりの変わらぬ春

桜ほくそ笑み

花びらが舞う

去年のように

小田原城には桜が似合う

 

Odawara2

 

 

 

 

 

 

「ボンちゃん。桜吹雪に佇むゴリラは、絵になるだろうね」

 

 

 

 

 

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2009.04.04

Espresso

喫茶店で久々にエスプレッソを飲んだ。

その時、

ある記憶が思い出された。

 

イタリアでコーヒーと言って注文すると、

デミタスカップの中に入った濃くて苦いコーヒーが出てくる。

これがEspresso エスプレッソ。

ティースプーン2杯分以上の砂糖を入れて飲むのがイタリア流。

かなり甘いに違いないのだが、

イタリア人は一様に、

お決まりごとのように大量の砂糖を入れる。

美学なのか、不精なのか、

なぜか入れた砂糖を混ぜずに飲む人も多い。

 

その光景を見るのが楽しみで、

イタリアを訪れる時はバールで観察している私なのだが、

コーヒーに砂糖を入れずに飲む私のような人間の方が、

イタリア人にとっては、

よっぽど奇異な生きもので、

観察対象に入っているらしい。

 

ある時、私は聞いてみた。

「なぜイタリア人は、そんなに甘~いエスプレッソが好きなの?」、と。

すると耳障りのいい言葉が返ってきたのだ。

 

「なぜって、人生が苦いからね……」、と。

 

 

 

「ボンちゃん。ゴリラ人生も苦い?」

 

 

 

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2009.04.03

『桜シャンデリア』

東京の桜は各地で見頃を迎えている。

上野の森は7分咲き。

ブルーシートを毛せん代わりに、

お花見を満喫する人々で溢れている。

 

そこで、詩を作ってみた。

 

『桜シャンデリア』 

 

満開の

桜の下では恋も咲く

ブルーシートを毛せんに

キミが好きだと言ってみよう

頬が色づく桜色

ああ、桜シャンデリア

 

Sakurau1 Sakurau2 Sakurau3 Sakurau5

 

 

  

 

 

 

「ボンちゃん。ゴリラって、情熱家なのに、受身的な美学に則って生きているようで、恥ずかしがり屋さんなのか、プライドの高さからなのか、いずれにしても絶対的に認めた者にしか心を見せないでしょ。その美学に揺れながら恋をするのって、大変じゃな~い?」

 

 

 

 

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2009.04.02

『オタマジャクシの詩』

『オタマジャクシの詩』

夕暮れ時の

ほの暗い池を

オタマジャクシの黒い軍団がうごめいている

大きな石を押し合いへし合い

池に響くは

水かく音色のシュプレヒコール

目指すはカエル

ヒキガエル 

 

 

Otamajakushi4

 Otamajakushi3

Otamajakushi2 Otamajakushi1

Otamajakushi6  

 Otamajakushi5

 

 Hikigaeru1

 

 

 

  

   

それは都会の池で見つけた光景だった。

梅雨頃にはカエルに変身するのだろう。

都会の池で産まれたオタマジャクシは、

都会派なヒキガエルになるのだろうか。

そんな思いで『オタマジャクシの詩』を作ってみた。

 

また会いに行ってみようと思う。

 

 

「ボンちゃん。オタマジャクシがカエルに変身する様は、青虫が蝶に変身する様と似ていると思わない?」

 

 

 

 

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2009.04.01

グレイビーなお尻

そういえばこの間、

あるお尻を見ていたら、

目がグルグルしてきた。

 

 

Gz1

 

 

 

 

これがそのお尻。

見事にグルグルしている。

グレイビーシマウマは、

最も大きくて美しいシマウマなのだそうである。

 

Gz2

   

 

 

 

 

グルグル模様の役割は、

仲間同士との目印、

敵の目をごまかすためなどに、

役立っていると考えられているらしいが、

アシや顔の模様なんかは極緻密で、

もうグー゙ルグルグルグルグルッーなのだ。

目が迷路に入った気分に陥る。

 

 

Gz3_2

 

 

 

仲良くイタリアンライグラスを食べている姿の、

その迷路(シマシマ模様)に目が迷っていたら、

それぞれの迷路の道が異なっていることに気づいた。

実際に、シマウマの見分け方は、

模様の異なりを見るという。

 

Gz4

 

 

 

これ、シズカちゃんのカラダ。

腰の上部(写真内の↓を参照)に、 

XとYの模様がある。

 

オレは,

シズカのXYなカラダを、

生涯忘れないだろう。

 

そんな感じなのだ。

 

 

 

「ボンちゃん。グレイビーなゴリラに憧れる?」

 

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