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2011.04.29

日本に必要な人物像

鬼平犯科帳という時代劇を観て。

最近になって、初めてその時代劇を観たのだけれど、

これは池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』として知られているもの。

念のためにちょっと説明をしてみたい。

 

火付(ひつけ)盗賊改(とうぞくあらため)役、

人呼んで鬼の平蔵を演じるのは中村吉右衛門。

ストーリーは、

平蔵と平蔵の密偵との間に芽生えた深い絆が盗賊を改めさせていく。

密偵とは、今で言えばスパイにあたるのだと思うが、

そのスパイ達がとても優秀なのである。

彼ら無しには事件は解決できないだろうから、

密偵無しには鬼の平蔵も子鬼の平蔵ぐらいになると思われるのだが、

その密偵も、元はと言えば皆、元盗賊だったりする過去を持つ。

平蔵に捕まり、温情を受け、人生をやり直す機会を授かり、

生きる喜びを感じながら平蔵の密偵として働いている人達なのである。

平蔵が彼らを見る目は優しい。

彼らが報告にやって来ると、

必ず労いの言葉を伝える。

彼らを深く思いやっているのが分かるし、心をくばっているのが分かる。

深い感謝の念を抱いていることをしっかり伝える。

そういう姿に、絆が生まれる過程を見ることができる。

このドラマの最大の魅力は、“絆”だと思った。

 

剣もめっぽう強くて人間味溢れる長谷川平蔵という人物が、

実在していたのかが気になって調べてみたら、

実在した人物だったので少し記してみたい。

長谷川平蔵 1745生まれ

時代背景

1707年 (宝永4年) 富士山の最後の噴火(宝永噴火)から76年後の、

1783年(天明3年)に浅間山大噴火が起きる。

それに起因し、農作物の不作、インフレ、大飢饉が生じ、

火付盗賊が蔓延り出して世の中が酷く不穏になる。

それを治めようと、

1787年(天明7年)から1795年(寛政7年)まで、

火付盗賊改方長官になって活躍したのが長谷川平蔵なのである。

鬼の平蔵は、

鬼平犯科帳の人物像通りで犯罪者の更生を願った人であった。

老中・松平定信に、

人足寄場(にんそくよせば)」という、

無宿者や軽犯罪者を収容し、

多種多様な技術習得をする場を与え、

入所期間中に手に職をつけて更正させる施設を設けるよう進言し、

実施されるに至っている。

正に、その時代のヒーロー。

情熱、信念、人情、実力、リーダーシップを持ち、

心があって人間的魅力に溢れ、どこか可愛い人物。

そんな長谷川平蔵のような人物こそが、

今の日本に必要なのだろう、

と、鬼の平蔵を見ていたら思ったのだヨ!

(*゚∀゚)=3 ムッハー!! 鬼の平蔵、素敵だ!

 

「ボンちゃん、ゴリラ界にも伝説のゴリラっている?」

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