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2011.05.26

0.5gの可能性

今年は節電に向けて緑のカーテンとなるゴーヤが人気だが、

私も数年前の夏から緑のカーテンを作るようになった。

このカーテン、想像以上に効果がある。

見た目も涼しげで実際に窓際の温度が低くなる。

今年はヘチマとゴーヤ、

大輪の朝顔の苗とヒマワリの種と一緒に植えてある。

ヒマワリには毎年お世話になっている。

不思議な花だと思う。

黄色がそうさせるのか、

太陽に似た花に見えるからなのか、

特に、気持ちがあまり晴れない時に観ていると、

情熱を捧げてくれているような気がしてきて嬉しくなってくる。

そこで、ヒマワリの花言葉を探してみた。

あこがれ、熱愛、愛慕、光輝、

そして、「あなただけ見つめる」。

たしかに、そんな印象を受けるのだ。

Girasole2

種の殻から脱皮するかのようなヒマワリ。

Girasole1

二葉の片隅に種の殻がついているヒマワリ。

イタリア語でヒマワリを girasole ジラソーレ という。

gira 回る

sole 太陽

太陽の動きにつれて花が回るという意味からなのだろうが、

太陽と交信しているかのように見えるほど、

確かにヒマワリは太陽の動く方に向いて咲く。

 

ヒマワリの種は朝顔の種と比べたら大きく見えるが、

大きいと言っても、0.5g程度の重さ。

痩せっぽちのウリ坊を思わせる、

茶色のシマ模様の種を大地に植えると、

ひょっこりと緑色の二葉が顔を出す。

ぐんぐんと成長し出し、

葉は小さな子供なら傘に出来そうなほどの大きさになり、

茎も太くなって、

大きな花を咲かせる。

花びらは真っ黄色。

有名な絵画「ひまわり」を描いた、黄色好きで知られるゴッホは、

ヒマワリに心魅せられた一人だったに違いない。

ヒマワリを言葉に喩えるなら、

「情熱」という言葉がやはり似合うように思う。

 

種から花を育てていると、花たちはいつも気づかせてくれる。

自分の可能性を信じて心と身体を充実させようとしていれば、

時期の差はあれど、

人も、きっといつかは自分らしい花を咲かせる。

あまり違いはないはず、ヒマワリも、人も、と。

 

「ボンちゃん、ゴリラはヒマワリの花を観ているとワクワクする?」

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