« 『別れの記憶』 | トップページ | “ヌヤールの祈り” »

2011.05.14

無口なペット

そろそろ空は梅雨の準備に入ったのだろうか、よく雨が降る。

梅雨が巡れば、また暑い日々が待っていると思うと…怖い気もする。

私は低血圧のせいかギラギラの太陽が苦手で、

去年の酷暑には体調を崩してしまった。

そこで、ペットを飼うことにした。

と言っても人生初の試みとなる、

ぬか漬け作りに挑戦することにしたのだ。

ぬか漬けは、野菜が、ぬか床に含まれる栄養素(カルシウム、乳酸菌、ナイアシン、カリウム、ビタミンA、B1、B2、E等)を吸収するため、

簡単に多くの栄養を摂取しやすいのである。

いつの時もバランスの良い食生活が基本。

計画停電も囁かれているし、

暑さ対策の節電グッズに加えて、

同時に健康維持・体力増進に努めたいと思うのである。

 

ネット注文しておいたホーローのぬか漬け容器が届いたのを機に、

早速、10日程前からぬか床作りに励んでいる。

材料は簡単。

ぬか1kg、水1000cc、塩130g、赤とうがらし1本、昆布10cm。

これらを混ぜ、暫くは捨て漬けする。

捨て漬けとは、ぬか床に野菜の水分とうまみを加えて発酵を促進させることを指し、いろんな野菜の切れ端などを漬けては、捨てる。

これを繰り返すことで良い発酵微生物が育ち美味しくなるのだ。 

ぬか床には耐塩性微生物(乳酸菌)や酵母などが住んでいるらしく、

かき混ぜて空気に触れさせないで置くと、

嫌気性細菌が増えて悪臭がし出して表面に白いカビを作ってしまう。

朝、晩、臭いが手につかないように手袋をしてかき混ぜるのだが、

慣れないせいもあってけっこう手間がかかる。

そのせいか愛着が湧いてきて、

今や世話のかかる無口なペットという感じ。

今日、キュウリを漬けて食べてみたら、

まぁまぁ味がぬか漬けらしくなっていたから、

発酵微生物に私の愛が伝わっているようである。

ぬか床と、既に友達になりつつある。

 

「ボンちゃん、ゴリラは無口に見えるけど、真相はどうなの?」

|

« 『別れの記憶』 | トップページ | “ヌヤールの祈り” »