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2011.05.28

雨に濡れる紫陽花な曲

雨に濡れる紫陽花は、

女密偵の叶わぬ恋を思わせる。

ここのところ毎日、雨。

雨に濡れる道端の紫陽花を見る度に、

ふと、ある曲が思い出されるようになった。

それは鬼平犯科帳のエンディング曲。

寂しげな中に激しい情を感じる一曲。

方丈記の序文、

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」、

という言葉も思い出されるような曲なのだが、

河の水が絶えず流れているように、

世の中も流れており、

二度と今の一瞬に戻ることはない

と、そう思いながら俗事を超越し、

心の奥底で長谷川平蔵を愛する女密偵“おまさ”(演:梶芽衣子)が、

秘めたる思いをひた隠しにして、

ある種の悟りの境地に立ち、

人生を達観して事に挑みつつも、

割り切れない思いが寂しさを呼び、

雨に濡れる紫陽花に目を落としている…。

と、そんな感じの曲なのである。

曲調がフラメンコを思わせもするから、

ちょっと時代劇らしからぬ曲なのだけれど、

鬼平犯科帳のエンディングには、

これ以外に考えられないような曲なのである。

そこで、雨に濡れる紫陽花な曲名を調べてみた。

ジプシーキングス - インスピレーション Gipsy Kings - Inspiration

http://www.youtube.com/watch?v=Tm7N0-LGpEc

「ボンちゃん。ゴリラも、叶わぬ思いを胸に、雨に濡れる紫陽花を見つめたりする?」

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