柴又にふらり 2
矢切りの渡しは、都内に残る唯一の手漕ぎ渡し舟。
渡しの乗り場は、
周りにビルがあるようには思えないほどひなびた感じがする。
映画にも、こんなふうに寅さんが乗っていたシーンがある。
矢切の渡しの歴史は古く、
現在は私営となっているが、
永8年(1631年)に幕府が管理者として始めたものだという。
矢切りの渡しを渡るとクマという犬に会える。
1631年からは生きていないと思うけれど、貫禄がある。
クマの胸にはツキノワグマのように三日月マークがあるのだよ。
つづく
「ボンちゃん。胸に三日月マークのあるゴリラっていないのかな?」
| 固定リンク