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2011.05.13

『別れの記憶』

別れの記憶、

それはふとしたことで思い出されたりするものだろう。

詩をつくってみた。

 

『別れの記憶』

 

ある時までは 愛し合っても

別れた後は 他人にもどる

話す機会も 会うこともなく

同じ空の下 生きていても

歩む道は もう交わらない

見知らぬ人に 戻りゆく日々

ふとよみがえる 別れの記憶

よみがえる過去が 永久にまつわる 

あの日 あの場所 あの瞬間

別れ際に 女は微笑み

手を振り明るく じゃぁねと言った

男も頬笑み じゃぁなと言った 

ふたりの歴史に 幕は下りて 

次に始まる 記憶の歴史

思い出される 最後の光景

2度と会わない 日々が来るとは

想像できずに 微笑んだことを

それからの日々に ふたりは知る

世にも不思議な 不条理な気分で

さまよう頃は 赤の他人 

 

「ボンちゃん、ゴリラも別れの記憶がふとよみがえることってある?」

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