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2011.06.08

サボテンは語る。

サボテンと暮らす者は知っている。

サボテンは語る。

無口に語る。

我が家の一等地にサボテンの一家がいる。

毎年、夏の夜、色っぽい芳しさを放ち、

羽のように柔かい純白の花を咲かせる。

それが今年はいつになく早く、昨夜、ひとつ開花した。

Sabo3

花が咲く前には、

写真のように、トゲの一部にグレーっぽい膨らみがあらわれる。

Sabo4

その膨らみがニョキニョキと大きくなってきて、

アスパラガスのようになってきたなあ・・・と思っていると、

夜、真っ白い花を咲かすのである。

甘くて上品な妖艶な香りを放ちながら。

Sabo1

太陽が出る頃にはしぼんでしまうから、一夜だけ咲く花。

今朝は雨のお陰で、花の美しさは保たれていたけれど、

いつも通り、朝には香りは消えてしまっていた。

Sabo2 

サボちゃん一家の写真

確か昨年の夏は一斉に50個以上の花を咲かせた。

既に沢山の蕾が膨らみだしているから、

きっと今年もサボテン大会は開催されるのだろう。

花火大会の開催を「パン!」 と音で知らせる音花火みたいに、

季節外れのサボテンの花が、

サボテン大会を告知しているように思えてならない。

 

あの妖艶な香りを伝えられないのが、無念な限りなのだ。

 

「ボンちゃん。ゴリラも語らずして語るよね?」

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