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2011.07.28

記憶 page7(完)

(つづき)

Claudio Baglioniの答えと私の答えは、

なんだかとっても、かけ離れているように思え、

なんだかとっても、寂しい気分になったのである。

やはり、メガスターと、

メガスターとは程遠い位置に生きている私とでは、

こんなにも違うものなのだろうか…、

そんな気分にもなってメランコリックな気分のまま、

昨夜は雨音に慰められながら眠ったのだが、

朝になったら、

ちょっと面白いことに気づいて、

憧れの人との間に共通点を見出すことができたようで、

ちょっぴり元気がでてきたのである。

 

復習しよう。

問い: 時から取り戻したいものは何か?

Claudio Baglioniの答え:記憶

私の答え:未知の記憶

 

このふたつの答えは、一見、正反対で全く違うようだけれど、

時から取り戻したいものが、

今、ここに無い蜃気楼のような世界観なのである。

見ている方向が異なっているだけのことなのだ。

 

見ている方向を図にしてみよう。

過去の記憶の世界観 ← Claudio(現在)

                 私(現在) →未知の記憶の世界観 

 

現在が異郷で過去が故郷のような、

その感覚を求めるクラウディオ。

現在が異郷で未知が故郷のような、

その感覚を求める私。

 

共通点は、正に、ノスタルジアなのだ。

全然違うのに、全然違わない。

そんなふうに思えたのは、

夏だというのに、

どこからか吹いてきた北風のお陰なのだろうか…。

 

おわり

 

「ボンちゃん。ゴリラは夏の北風から何を感じる?」

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