« 明けない夜 永遠の夜 | トップページ | あれからどうしてた?1 »

2011.07.05

愛別離苦

別れの「別」という漢字の成り立ちの解釈を漢字源で調べてみた。

《解字》…「別」

会意。冎は、骨の字の上部で、はまりこんだ上下の関節骨。別は、もと「冎+刀」で、関節を刀でばらばらに分解するさまを示す。

 

では、「別れ」の反対語と思われる言葉、

「会う」の「会」の解字をみてみたい。

《解字》…「会」

会意。「△印(あわせる)+増(ふえる)の略体」で、多くの人が寄りあつまって話をすること。

 

ふたつの解字から判断しても、

「別」を克服する方法は「会」を重ねるしかないことが分かる。

頭では理解できても、

気力がついて行かれないという問題がある。

また、

一瞬にして心に闇夜をもたらした「別」への恐れを吹き飛ばす程の、

めぐみの雨のような「会」に遭遇できる確率が低いことも、

人生を重ねる内に学習するものである。

 

でも、

事情があろうが無かろうが、

会った人とは必ずいつか別れなければならない。

そんな無常な世界に私たちは生きていることを考えると、

愛別離苦を恐れて、

誰も愛さずに生きていくことは、

仏門にでも入ることを選ぶ以外は、

悔やまれる生き方なのかもしれない。

ふとそんなことを思った2011年7月5日だった。

 

「ボンちゃん、ゴリラも又、愛別離苦を出会いで克服しようとする?」

|

« 明けない夜 永遠の夜 | トップページ | あれからどうしてた?1 »