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2011.07.25

記憶 page4

(つづき)

「時から取り戻したいものは何か?」

Claudio Baglioniの答えは「記憶」だった。

この答えを受け私も考えてみた。

 

この世に生まれ、

絆を結ぶことができる人というのはどれだけいるものなのだろうか?

人間は精神的な存在として生まれているから、

誰かと喜びを分かち合って、

絆を感じること、即ち、幸せを共感することは、

人として生まれて最高の幸せを手にしたことになると思う。

 

出会った全ての人と絆を結ぶことができたらいいと思う。

それが実現化されれば、

日本に起きている多くの問題、

たとえば…人間関係の希薄化も止まる。

年々上昇する自殺者数も、限りなくゼロに近くなるに違いない。

世界だってもっと平和になって誰もが平安を手に入れるだろうに。

しかし、残念ながら靴ひもを結ぶように、

結び方さえ覚えれば結べるというものではないのが、絆。

滅多に結べないのが絆というイメージが私にはある。

絆へのイメージは個人の経験が作用することだと思うから、 

メガスター、クラウディオが、

絆に対して、

目下のところメガスターに程遠い位置で生きている私と、

同じイメージを持っているとは考えにくい。

いつか会う機会があったら是非とも聞いてみたいが、

ここでは憶測を逞しくして話を進めてみよう。

クラウディオの答えた、

「記憶」「忘れてしまった人の名前、日付…」から憶測すると、

おそらくクラウディオは、

人として生まれて最高の幸せを手にすることができた実感があり、

自分の歩んできた道に納得がいっているのだろう。

その日々に心から感謝し、

その日々を共に創り上げた人々に心から感謝しているのだろう。

だから、忘れてしまった人の名前の全てを思い出したい。

日付を覚えておくことは、

ファン、バンドメンバー、スタッフといった、

自分とかかわった全ての人を思い出すことだからなのだろう。

 

つづく。

 

「ボンちゃん。ゴリラは絆を感じた時が最高に幸せ?」

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