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2011.07.30

『冬の風』

ここのところ、秋雨が降っているような東京。

本当は、毎日、夏のはずなのに…。

詩をつくってみた。

 

『冬の風』

 

未知なる 愛する人よ

あなたは今 どこを旅しているのでしょうか

わたしは今 あなたの知らない所にいます

ベンチに座り  碧い空を眺めています

風が頬を 撫でてくれました

強すぎず 弱すぎず

乾きすぎず 湿りすぎず

少し冷たい 冬の香りする澄んだ風が

心のひだに 触れました

風はすぐに 旅立ってしまいました

するとその時 柊が揺れて呟いたのです

ユートピアの在り処を 知っているよと

少しかすれた 優しいあたたかい声でした

柊はすぐに 黙ってしまいました

 

未知なる 愛する人よ あなたなのでしょうか

冬の風に言葉をのせ 柊に語らせたのは

 

未知なる 愛する人よ あなたに届くのでしょうか

冬の風に言葉をのせ 柊に…でもどうやって

 

柊の知る ユートピアの在り処は

未知なる 愛する人よ 

あなたの居場所なのでしょうか

 

 

「ボンちゃん。ゴリラは未知なる人を探したりする?」

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