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2011.08.21

ゴリラの背中が呟く

千葉市動物公園は、

私の大好きなゴリラ、ケンタ君がいるところである。

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緑が溢れ、子供が遊べる噴水があったり、

風がここを通る時、

都会の喧騒を忘れ、

ゆったりと、のんびりと、

癒されながら過ぎ去っているようにみえる。

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私が、この動物園を訪れるようになったきっかけは、

数年前にケンタ君が上野動物園から引っ越したからである。

訪れる度に、

時の流れ方が新宿駅や東京駅あたりとは違うように思うから、

もしかしたら本当に異なる時の刻まれ方をしているのではないか…、

と、最近では思い始めている。

居る所が変わるだけで、

時の流れ方が違うと感じるならば、

きっと、自分が好む時の流れ方をする場所があるはず。

時間がかかっても、

諦めないで、

その場所を探そう、見つけ出そう、と、思ったりもしている。

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こちら、ミーアキャット、名前は分からないのだが、

体重は、1.3kgぐらいのようだ。

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こちら、ケンタ君。

話は変わるが、

この動物園のロゴマークはゴリラなのである。

ゴリラが森の王様であることをしっかり意識し、

そのことに敬意を表しているのだろうと思う。

それぞれの動物の所在地をチェックすると、

場所としては、

ゴリラの居る場所はメインで、一等地であるように思える。

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こちら、モンタ君。

そこで、ゴリラに理解がある動物園という理解を基に、

ゴリラをこよなく愛する私より、

気になることをお伝えしたいのである。

それはゴリラの場所に木が一本も無く、

あまりにも殺風景で狭いということなのだ。

木漏れ日の下でお昼寝をする喜びは、

誰もが知るところである。

このままでは、生涯、木漏れ日の下でお昼寝ができないのだ。

キリンやシマウマがいる方の敷地はゴリラの敷地と比べると広く、

緑が溢れている。

人間ウォッチングだけでは飽きるに違いない。

ゴリラは本来、ジャングルにいる生きものだし、

緑がある生活は心を豊かにしてくれる。

日々、大きく変わるのは空模様だけ。

できることなら、

何かもっと興味が掻き立てられる勉強道具や遊び道具を、

入れてあげて欲しいと思う。

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「遊び心をそそらしておくれよ!」

「何もやることが無いから寝るしかないのだよ!」

そう、ゴリラの背中が呟いている。

生き甲斐が、寝ることであっていいはずがない。

聞こえるのは私だけなのだろうか…。

 

「ボンちゃん。ゴリラだって何もすることがない毎日は、退屈だよね?」

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