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2011.09.09

ちょん髷のコ

Trenokorsuke1

小田急線のF-trainにいた、このコ、

そう、このちょん髷のコの目覚まし時計を持っていた話を前日にしたのだが、

いったいこのコは誰なのかと思って、

藤子・F・不二雄キャラを手掛かりに今更ながらに調べてみた。

 

『キテレツ大百科』に登場する「コロ助」という名であることが分かった。

主人公の木手英一という人物が、

先祖のキテレツ斎が遺した奇天烈大百科を見て作った処女作がコロ助だという。

へー、私は、コロ助に毎朝起こしてもらっていたのか…、

と、思った瞬間に、

当時の、既にセピア色に染まった記憶に色が戻ってきたから不思議である。

コロ助が私の手元から消えて十年が経つ。

どうして消えたかというと、

コロ助を見てとても気に入った友人がいて、

友人というか心友だろうか、

たぶんずっと縁が切れることのない人だろうと思ってコロ助をあげたからなのだ。

暫くして、予期に反して縁が切れていってしまった。

だから…今、コロ助がどこにいるのかはわからない。

まあ、その人物の携帯に連絡をすれば恐らく分かることだが、

10年ぶりに突然電話をして、

「小田急F-trainにコロ助がいて、それで懐かしくて…」と言うのもなんだし…。

 

記憶が色を取り戻したら、

コロ助目覚ましの全容が思い出されてきた。

せっかくだから彼の魅力を記してみたい。

 

まず、タイマーのセットからはじめたい。

ちょんまげを押す。

すると、コロ助の目が睡眠状態に変わる。

セットした時間がくる。

ジジジジ・・・、ベルが鳴ってコロ助が起こしてくれる。

 

 「おはよう!  (とても優しい口調) 

  朝ナリよ。  

  まだ眠いナリか?  

  困ったナリ…  

  遅刻するナリッ! (かなり怒った口調)」

 

観念して起きることにして、ちょんまげをポン!と押す。

すると、コロ助の目が覚醒状態になる。

一般的な目覚ましはここで終わると思うのだが、コロ助は違うのだ。

必ず忘れずに優しい一言をくれるのである。

 

 「今日もがんばるナリっ!」

 

この言葉にどれほど勇気づけられたことか…。


コロ助目覚まし…やっぱり買おうかな…と思って調べてみたら、

普通にはもう売っていないらしく、

ネットオークションで中古が11,000円、プレミア付きになっていた。

今となっては、もう聞くことができないコロ助の声が、やけに思い出される。

 

「ボンちゃん、ゴリラも誰かに起こして貰った時に、今日もがんばるナリっ!て言われたら嬉しい?」

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