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2011.10.11

ヨチヨチ歩く蝶

ここ数日、家の前で同じ蝶が散歩している。

今朝は砂利の上をヨチヨチ歩いていた。

Farfallacosmos

蝶なのだから、

乱舞というべきだが、

どう見ても歩いているから、

やはり散歩という言葉が適切と思われ、

ヨチヨチ歩く蝶の姿を見る機会というのはそうあるものでもないし、

この季節は蝶も少ないことから推察し、

同じ蝶であると思われるのだ。

それに加え、

カラダの模様が羽の模様とは異なり、

羽を見ないでカラダだけを見るならば、

一見、蜂に見えるかも…という特徴がある。

Farfallacosmos1

シングルライフを謳歌するかのように、

フェンスの上や植木鉢の縁をヨチヨチと歩いては、

最近植えたコスモスとパンジーの蜜を吸っていた。

Farfallacosmos2

蝶までの距離は15cm程度だが、

逃げるふうでもなく、

夢中でコスモスの蜜を吸っているその姿を見ていると、

蝶に警戒されていないことが分かって、ちょっと嬉しい。

オレンジ色の蝶で検索してみたところ、

ツマグロヒョウモン (褄黒豹紋)のメスであるらしいことが分かった。

オスとメスとでは羽の模様が違い、

メスの方は、

奄美大島以南にだけ生息するカバマダラという蝶に擬態しているという。

擬態の理由は、

カバマダラはトウワタという有毒な植物を食べて育つことでカラダに毒素が残るらしく、

毒をカラダに持つカバマダラを食べ、

命を落とした鳥を見た仲間の鳥が学習するのか、

二度と鳥はカバマダラを襲わなくなるそうで、

ツマグロヒョウモンのメスが、

その一連の流れを目撃したか聞いたかして学習したからなのか、

毒蝶、カバマダラに擬態するに至っている…というようなことらしい。

ツマグロヒョウモン、かなり賢い蝶のようである。

 

「ボンちゃん。ゴリラは蝶と話ができるのかな?」

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